西武・森、同点8回まさかの捕逸…決勝点献上「自分のミスです」

[ 2019年10月10日 05:30 ]

パ・リーグCSファイナルステージ第1戦   西武4―8ソフトバンク ( 2019年10月9日    メットライフD )

8回2死一、三塁、グラシアルのときにパスボールで周東の生還を許した森(撮影・尾崎 有希)
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 三塁方向へすり抜けていった西武・森の送球と入れ替わるように、三塁走者だった周東が本塁へ滑り込んだ。同点の8回2死一、三塁。森が犯した捕逸で決勝点を許した。

 「同点まではね…。その後の1点が余分な1点だった」。辻監督はそう振り返った。1点リードで迎えた8回。3番手に勝利の方程式の平井を送り込んだ。1死から連打を浴び一、三塁。パ・リーグ新記録の81試合登板を果たした右腕に代え、速球が武器の2年目右腕・平良を送り込んだ。

 「三振を取れるのは(平良)と勝負を懸けた」。松田宣を3球連続直球勝負の156キロで空振り三振。だが続く内川の代打・長谷川勇に同点打を浴び、さらに森の捕逸。この日初めて投じたスライダーだった。平良は「低めに投げられたけど、難しいボールだったと思う」。地面スレスレに曲がり落ちたボールは森が閉じようとしたミットの上部に当たり一塁側へこぼれた。森は必死にボールを拾い本塁送球も、周東の俊足にカバーした平良とタイミングが合わなかった。

 森は捕逸を「自分のミスです」と言い、その後のプレーには「ちょっと(ビデオを)見てみないと分からない」と絞り出すのがやっとだった。秋元バッテリーコーチは「あれを捕らないとどうしようもない。(本塁は)タイミングはアウトかもしれないけど、その前にあれを捕らないと」と振り返った。小さなほころびからの敗戦で、昨年と同じく初戦を落として1勝1敗のタイに。辻監督は「短期決戦だから、割り切って明日勝たないと」と必死に前を向いた。 (春川 英樹)

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