広島 佐々岡体制全開スタート!V奪還へ「一体感」UP 投打の垣根なし混合ノック

[ 2019年10月10日 05:30 ]

秋季練習初日を終え青空の下、会見する佐々岡監督(撮影・奥 調)
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 広島は9日にマツダスタジアムで秋季練習初日を迎え、佐々岡真司新監督(52)が始動した。投手と野手を混ぜて守備練習を実施するなど「一体感」を掲げる方針をさっそく形で示し、V奪還と1984年を最後に遠ざかる悲願の日本一へ動きだした。

 新指揮官として迎えた初日。佐々岡新監督の第一声は練習開始の午前10時前に響いた。マツダスタジアムの左翼付近に集めた選手、スタッフの前で堂々の所信表明だ。

 「今年、悔しい思いをした中で、今日から始まる。みんなで一体となって頑張っていこう。レベルアップして、優勝を目指して。選手、スタッフ、みんなで戦っていこう」

 初日から“佐々岡カラー”が全開だ。投打の垣根を飛び越えたのは、ウオーミングアップ後だった。投手10人、野手17人の計27人が交ざる形で4組に分かれ一塁、二塁、遊撃と外野の4カ所でノックを受けた。エースの大瀬良と主砲の鈴木が声を出し合って打球を追った珍しい光景。「久しぶりだし、みんなでアップして、みんなでノックをしようとコーチ陣と話し合って」と説明した。

 狙いは一体感の向上だ。「現役時代からそうだったので。投手は野手に助けてもらって、投手は野手の失策をカバーする。野球は一人ではできないですから」。投手と野手の相互理解を深め、結束力の高まりを描いた。

 ブルペンでは奮起を期待する薮田、矢崎らの投球練習を視察し、室内練習場では野手の打撃練習にも熱視線を送った。球団では65~67年を率いた長谷川良平氏以来の投手出身監督。「つい投手陣のところに行っちゃうかもしれないけどね。野手の技術も勉強して徐々にね」と意気込んだ。

 投手を中心に守り勝つ伝統のカープ野球を継続しつつ、独自色の「ONE TEAM」も打ち出す構え。「まだ監督という響きに慣れてないから照れるけどね。今日は明るい雰囲気があって良かったし、その中で厳しさもあっていいと思う」。4年ぶりBクラスからの再出発。V奪還に挑む広島の秋が始まった。(湯澤 涼)

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