ナショナルズが劇的決着 延長10回に元ドジャースのケンドリックが満塁弾!

[ 2019年10月10日 14:41 ]

10回表に満塁本塁打を放ったナショナルズのケンドリック(AP)
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 ナショナルズとドジャースが激突したナ・リーグ地区シリーズの最終第5戦が9日にロサンゼルスで行われ、ワイルドカード・ゲームから勝ち上がった東地区2位のナショナルズが延長10回の末に7―3で西地区1位のドジャースを下して3勝2敗。1勝2敗から白星を2つ並べ、エクスポズ時代の1981年以来、2度目となるリーグ優勝決定シリーズに駒を進めた。

 2005年にナショナルズとなってからプレーオフには過去5回進出していたが、シリーズ制覇はこれが初めて。1―3で迎えた8回、サイ・ヤング賞に過去3回選出されているドジャースのクレイトン・カーショー(31)からアンソニー・レンドーン(29)と、フアン・ソト(20)の連続本塁打で追いついて試合を振り出しに戻した。

 延長10回には2015年から2シーズン、ドジャースに在籍したハーウィー・ケンドリック(36)が、ドジャースの4番手、ジョー・ケリー(31)の投じた97マイル(156キロ)のストレートを中越えに運ぶ起死回生の満塁本塁打。先発のスティーブン・ストラスバーグ(31)は6回で3点を失ったが、リリーフ陣が踏ん張って劇的な逆転勝利を収めた。

 ケンドリックのグランドスラムは2017年のジャイアンツ戦以来、自身2本目。2本とも延長で放った決勝アーチで、この日のヒーローは「たぶん人生最高の瞬間。電気刺激が走ったよ。みんな自分たちを信じていた。最後まであきらめなかった」とエキサイトしていた。

 ドジャースは初回にマックス・マンシー(29)の2ラン、2回にはエンリケ・ヘルナンデス(28)のソロで3点。先発のウォーカー・ビューラー(25)は6回2/3で4安打、1失点と好投した。しかしリリーフとして2番手で登板したカーショーが誤算。7回2死1、2塁のピンチは切り抜けたが、8回はナショナルズのスラッガー2人に連弾を浴びてベンチに下がった。

 カーショーのあとを受けて3番手として登板した前田健太(31)は3者三振に仕留めて無失点。このシリーズでは4試合、4回2/3を投げて2安打、7奪三振、無失点とリリーフとして最高の働きを見せたが、シリーズの勝利にはつながらなかった。

 ドジャースは今季ナ・リーグ最多の106勝(56敗)をマークし、279本塁打、861打点もナ・リーグ1位。投手陣もカーショーの16勝を筆頭に4人が2ケタ勝利を挙げていたが、4年連続のリーグ優勝決定シリーズ進出はならなかった。

 なおナショナルズはこの日、ブレーブスを退けた中地区1位のカージナルスとワールドシリーズの切符をかけて対戦。今季は2勝5敗と負け越しているが、ドジャースに競り勝った勢いを次のシリーズに持ち込みたいところだろう。

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