楽天、平石監督に新設「2軍統括」のポストをオファー 石井GM「非常に重要なポジション」

[ 2019年10月10日 16:01 ]

楽天の平石監督
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 楽天の石井一久GMは10日、任期満了に伴って今季限りで退任することが決まった平石洋介監督に、来季から新設する「2軍統括」のポストへの就任を打診したことを明かした。

 この日の午後、石井GMは平石監督と仙台市内の球団事務所で話し合い、監督として契約延長のオファーは出さないこと伝えた。その上で「楽天にとってすごく大事な人材。まだ若いし、情熱的な人。いろいろなことをやってくれることでチームが良くなる。1軍監督が“最後の墓場”という古い考えは持っていない」と強調した。

 就任を打診した2軍統括の役割は、2軍の選手などの情報を集約した上で1軍とのパイプ役を担うフロント部門の新たな役職という。石井GMは「前からつくりたいと思っていた非常に重要なポジション。広い視点で見てもらって“この選手が良い”などの助言をもらえることで、(1軍の」)29人ではなく70人で戦うことができる。(2軍からの)声がどれだけ届くかが重要。そこをやってもらえる人は、1年半コミュニケーションをとってやってきた平石監督しかいない」と説明した。

 平石監督は「オファーをいただいたことは感謝しています。まだ答えは出していない。ゆっくり考えようかなと考えている」と話した。

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2019年10月10日のニュース