巨人“阿部劇場”406号同点弾で花!坂本勇が惜別40号&炭谷満弾 ドラ6戸郷がプロ初勝利

[ 2019年9月27日 20:55 ]

セ・リーグ   巨人6ー4DeNA ( 2019年9月27日    東京D )

<巨・D>4回1死、中川虎(左)から同点ソロ本塁打を放つ阿部(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

 巨人は本拠地最終戦となる27日、DeNAに6―4で勝利。この日は今季限りでの現役引退を表明した巨人・阿部のメモリアルゲームで、自ら花を添える一発で同点にすると、捕手の後輩である炭谷がグランドスラム。大先輩を最高の形で送り出した。

 「ありがとう慎之助」と銘打たれた試合。2-0の4回、先頭の坂本勇が球団生え抜き右打者最多となる40号ソロを放ち1点を返した。スタンドで観戦している長嶋茂雄名誉監督の記録を抜く球団記録となり、主将のメモリアル惜別アーチで感謝を示した。

 この一発に先輩が応えた。この回の1死走者なし、4番・阿部がDeNA2番手・中川虎の4球目を捉え、巨人ファンが待つ右スタンドへ。今季7号同点ソロとなり、超満員のスタンドから大歓声が贈られると、涙するファンが続出した。阿部は8回の守備に一度ついてから交代を告げられ、3打数1本塁打1四球の成績を残して「慎之助コール」の中ベンチへ下がった。

 FA加入した捕手が阿部の思いを引き継いだ。2-2の4回2死満塁の場面で炭谷がこの日最初の打席に立ち、左中間スタンドへ豪快なグランドスラム。自身今季2本目、通算3本目となる満塁打を最高の日に決め、6-2と勝利を引き寄せた。

 投げては6投手が登板。阿部から「もう一度投球を受けたい投手」と指名を受けたマシソンが来日初先発。1回1安打2打奪三振に仕留め、阿部と2人笑顔でマウンドを後にした。2回には2番手に登板した中大の10学年後輩・沢村とのコンビ。沢村が初球のサインに首を振ると、阿部がマウンドに駆け寄り頭を叩く“フリ”。沢村は12年10月28日の日本ハムとの日本シリーズでサインミスしマウンドで頭をはたかれた経験があり、阿部は引退会見で「また頭をひっぱたいてやりたい」と話していたが、この日は笑顔で固く握手した。3回に3番手で登板した中大の後輩・鍬原がソトに43号2ランを被弾し先制を許したが、大先輩の一発で試合は振り出しに。

 5番手で登板したドラフト6位ルーキー・戸郷が4回2安打無失点でプロ初勝利を手にした。リーグ優勝を決めた21日DeNA戦でプロ初登板初先発し5回途中2失点と好投。この日はいきなり1死満塁のピンチを招いたが、阿部に声をかけられると奮起し2者連続空振り三振に仕留めピンチを切り抜けた。

 DeNAは3回に4番・ソトの43号2ランで2点を先制。阿部と2年間共にプレーしたロペスが2-6の9回に31号ソロを放ち、1死一、三塁から中井のゴロの間に1点を追加したが、あと一打及ばなかった。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年9月27日のニュース