松坂、現役続行へ!中日が来季契約の方針固める

[ 2019年9月27日 05:33 ]

キャッチボール中に笑顔をみせる松坂(撮影・椎名 航)
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 中日が松坂大輔投手(39)に対し、来季も契約を結ぶ方針を固めたことが26日、分かった。与田剛監督(53)の意向も踏まえた上で、球団内で意見を集約した。一両日中に球団と松坂の間で去就に向けた会談が行われ、その場で条件提示も行われるとみられる。日米通算170勝を誇る右腕との交渉の行方が注目される。

 加藤宏幸球団代表は名古屋市内の球団事務所で、松坂の交渉について「進展はない。(方向性も)言えない」と明言を避けたものの、「今月中に結論を出さないといけない」と続けた。複数の関係者の話を総合すると、既に球団と与田監督の間で議論を重ね、来季も契約する方針が固まったという。この日、ナゴヤ球場で行われた2軍の残留練習に参加した松坂はノースロー調整で終え、無言で球場を後にした。

 松坂の去就については、今月1日に加藤代表がナゴヤ球場で松坂と会談。同代表は「彼の気持ちを聞き、現役を希望しているということ」と話す一方で、「球団としての対応が白紙というのは変わりない。現場と今後、どうするか相談する」としてきた。

 松坂は今季、2月の沖縄・北谷での春季キャンプでファンと接触し、右肩を負傷。7月に1軍復帰も2試合の登板で未勝利に終わり、2軍調整中の8月20日には今度は右肘を痛めた。実戦復帰こそ果たせなかったが、今月に入ってから強いキャッチボールを行うなど順調に回復している。

 会談は一両日中に行われる。今季の年俸は8000万円だが、ソフトバンクを退団して中日にテスト入団した17年は1500万円で契約しており、金銭面へのこだわりは一切ないとみられる。ただ、この日まで松坂には条件面も含めて提示は行われていない。さらに7年連続でBクラスに終わり、チームは若返りを図っている最中でもある。松坂を戦力としてどう考えているかも、交渉の大きなポイントとなりそうだ。

 今季も「松坂世代」が各球団で引退を表明。ヤクルト・館山、広島・永川、日本ハム・実松が現役を引退する中、来年9月で40歳を迎える松坂は「どうなるかは分からないが、中日でやるのがベスト」と話した上で「どういう状況であっても、どういう形であっても野球を続けたいと思っている」と現役を続ける考えを示している。「平成の怪物」と呼ばれた右腕は、来季も中日のユニホームを着るのか。その結論は近いうちに出ることになりそうだ。

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