レッズ救援右腕ロレンゼン「新・二刀流時代」へ 98年ぶり勝利投手&本塁打&野手守備

[ 2019年9月27日 08:30 ]

「救援&野手」の新たな二刀流について語ったロレンゼン(撮影・奥田 秀樹通信員)
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 レッズの救援右腕ロレンゼンが、4日のフィリーズ戦で「勝ち投手&本塁打&野手で守備」を達成した。同一試合では1921年6月13日、ヤンキースのベーブ・ルース以来、98年ぶりの快挙だ。

 「ベーブ・ルースの記録に並べたことは、多くの人にとって良かった」

 今季は25日時点で70試合に登板し、46打席に立ち、27試合で外野を守った。プレーオフ進出の望みが消え、9月から「救援&外野」の二刀流の取り組みが本格化した。

 試合前のルーティンは、まずキャッチボールなどで投手調整を終えると、フリー打撃の前半は中堅で打球を追う目慣らしを行う。「守備範囲を広げるというより、自分のリミットを見定めるため」。その後、フリー打撃の最終組でバットを振り込み、試合に臨む流れだ。登板可能な日はブルペンで試合を迎え、それ以外はベンチで戦況を見つめるが、救援待機中に代打や代走で出場することもある。

 DH制のないナ・リーグならではの二刀流。17年オフに大谷獲得を目指したレ軍のディック・ウィリアムズ編成本部長は「大谷を一生懸命リクルートしていた時、どういうふうに起用すればいいか研究した。我々の二刀流への取り組みはあの時に始まった」と語り、大谷の存在がスタート地点だったと力説する。

 「球界はケガを恐れすぎている。投手も全員が同じではない。大谷がそれを実証してくれた」とロレンゼン。今後もさまざまな形の二刀流が生まれるかもしれない。(奥田秀樹通信員)

 《ド軍も二刀流模索中》ドジャースは大谷ともロレンゼンとも違う二刀流をテストしている。スポーツサイト「ジ・アスレチック」のペドロ・モウラ記者は「大谷のような投打に超一流の選手を、というのではなく、どちらかがメジャーのレベルであれば、という考え」と説明。対象はアマチュア時代に二刀流経験があるマイナー選手だ。2Aの外野手アバンスは112試合で打率・280、10本塁打。大学3年までの投手経験を生かし、1試合を1回無失点で勝利投手にもなった。

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