広島・赤松、セレモニーで謝罪「1軍に上がれず引退試合になってしまってすみません」菊池涼は号泣

[ 2019年9月27日 21:48 ]

セ・リーグ   広島1―4中日 ( 2019年9月27日    マツダ )

<広・中>引退セレモニーで胴上げされる赤松 (撮影・奥 調)
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 今季限りで現役引退する広島の赤松真人外野手(37)が27日に行われた中日戦(マツダ)後に引退セレモニーに臨み、15年間のプロ野球選手生活を終えた。

 試合前に2人の愛息とともに始球式を行い、試合では1―4で迎えた9回に長野に代わって4番に入り中堅の守備につくも守備機会なし。打席に立つこともなかったが、25年ぶりのリーグ優勝を果たした2016年の10月1日にヤクルト戦(マツダ)に出場して以来1091日ぶりの1軍出場だった。

 2016年12月に胃がんが見つかり、翌17年1月に手術を受けた。セレモニーでマイクの前に立ち「最高の気持ちから一転どん底に落とされました。本当にどん底でした。こんなにも好きな野球がもうできなくなるのかと正直何度も諦めかけました」と時折涙で言葉を詰まらせながらも一生懸命に言葉をつむいだ赤松。全国から贈られる手紙や折り鶴に励まされて「応援は絶大なパワー」だと改めて気づかされたとし、「1軍に上がれず引退試合になってしまってすみません」と謝罪まで口にした。

 長いスピーチが終わると、闘病中に大きな支えになった仲のいい後輩、菊池涼から花束贈呈。赤松のもとに向かう途中で早くも涙が止まらず何度も手で顔をぬぐう菊池涼から花束を受け取ると笑顔で後輩を抱きしめ、泣き顔の後輩の隣で笑顔で記念写真に収まった。そしてチームメートからの胴上げで5度宙に舞った背番号38。最後は場内一周してファンに別れを告げた。

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