巨人・阿部 笑顔で“イチロー式”交代 8回一度守備に…「慎之助コール」に包まれベンチへ

[ 2019年9月27日 20:45 ]

セ・リーグ   巨人ーDeNA ( 2019年9月27日    東京D )

<巨・D>8回無死、声援に応えながらベンチへ退く阿部(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

 今季限りでの現役引退を表明した巨人・阿部が、本拠地最終戦となるDeNA戦に「4番・捕手」で先発出場。1-2の4回に今季7号ソロを放ち、自らの引退セレモニーが行われる試合に花を添えた。8回の守備を前に交代が告げられると、超満員の東京ドームからは「慎之助コール」が起こり、涙するファンが続出した。

 「ありがとう慎之助」と銘打たれた試合。阿部から主将の座を引き継いだ坂本勇が巨人生え抜き右打者最多40号を放つと、阿部は後輩の奮起に応えるように同点の今季7号ソロ。坂本勇は「僕の夢である40号を打てた日が、今日という日、そして阿部さんと一緒にホームランを打てたことが最高に嬉しいし、感動です」と感激していた。

 阿部は15年5月31日の楽天戦以来、1580日ぶりのスタメンマスクで出場。2回には2番手に登板した中大の10学年後輩・沢村とのコンビで「頭ポカリ」事件を“再現”し、スタンドを沸かせていた。その後は一塁の守備につき、3打数1本塁打1四球の成績を残し、最後に8回のグラウンドに立ってから交代した。

 この交代は今年3月21日、日本で行われたMLB開幕2連戦で引退を決めたイチローの引き際に似た演出。イチローは東京ドームで行われたアスレチックス戦に「9番・右翼」で出場し、8回裏、一度ライトの守備についたが、監督が交代を告げ、大きな拍手の中ベンチへ下がった。阿部も同様に8回の守備についたのち、原監督の交代の合図でベンチへ。スタンドには涙するファンが続出した。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年9月27日のニュース