巨人・阿部 本拠地ファンに笑顔の誓い「今年で現役は終わりますが…必ず日本一になります」

[ 2019年9月27日 21:30 ]

セ・リーグ   巨人6ー4DeNA ( 2019年9月27日    東京D )

<巨・D>8回無死、声援に応えながらベンチへ退く阿部(撮影・島崎忠彦)
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 今季限りでの現役引退を表明した巨人・阿部が、本拠地最終戦となるDeNA戦に「4番・捕手」で先発出場。今季7号同点ソロを放つなど自ら花を添え、6-4で試合を制した。試合後の引退セレモニーでは、超満員のファンへ日本一奪回を誓った。

 「ありがとう慎之助」と銘打たれた試合。阿部から主将の座を引き継いだ坂本勇が巨人生え抜き右打者最多40号を放つと、阿部は後輩の奮起に応える今季7号同点ソロ。阿部は8回の守備に一度ついてから交代を告げられ、3打数1本塁打1四球の成績を残して「慎之助コール」の中ベンチへ下がった。この交代は今年3月21日、日本で行われたMLB開幕2連戦で引退を決めたイチローの引き際に似た演出。超満員のスタンドには涙するファンが続出した。

 阿部は15年5月31日の楽天戦以来、1580日ぶりのスタメンマスク。阿部が引退会見で「もう一度投球を受けたい投手」として指名した来日初の先発マウンドに上がり1回1安打2奪三振に仕留めた。2回には2番手に登板した中大の10学年後輩・沢村とのコンビで「頭ポカリ」事件を“再現”し、スタンドを沸かせていた。

 セレモニーでは、「まずはじめに、今日このような試合を企画していただいた巨人軍の皆さま、本当にありがとうございます」とあいさつ。「そしてこのような試合に付き合っていただきましたラミちゃん、横浜ベイスターズファン、本当にありがとうございます」と元同僚のラミレス監督率いるDeNAサイドにも感謝。「もちろん、今日もたくさん“慎之助コール”をしていただき本当に感謝しています。ありがとうございます」と超満員のファン全員に感謝の言葉を述べ、目を潤ませた。

 「今年で現役は終わりますが、これから本当に大事な勝負が残っています。それに向けて、またチーム一丸となって、必ず日本一になります」と日本一を高々と宣言。「そのためにまた皆さんの声援を力にして…したい!!!そのために、今まで以上にご声援お願いします。今日は本当にありがとうございました」と最後まで涙はこぼさず、阿部らしい笑顔で締めくくると、双方のファンから「慎之助コール」が贈られ、大歓声の中ナインと球場を一周した。

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