【広島・赤松引退スピーチ全文2】25年ぶり優勝直後に胃がん「何度も諦めかけた」でも「応援は絶大」

[ 2019年9月27日 22:31 ]

セ・リーグ   広島1―4中日 ( 2019年9月27日    マツダ )

<広・中>場内一周し、ファンに手を振る赤松 (撮影・奥 調)
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 25年ぶりに優勝した2016年。最高のシーズンを終えた年末に病気が見つかりました。最高の気持ちから一転、どん底に落とされました。本当にどん底でした。こんなにも好きな野球がもうできなくなるのかと、正直何度も諦めかけました。しかし、そんな僕に勇気や元気を与えてくれたのは家族、チームメート、そして全国から送られてくる折り鶴や手紙などの応援でした。それまでは当たり前だった応援が、自分が当たり前の状況ではなくなった時、応援は絶大なパワーだと気づかされました。この応援がなければ、きょう僕はここに立っていなかったと思います。

 全国から送られてくる手紙の中には僕よりも辛い症状や辛い治療をされている方々がいることに気づかされました。しんどいのは僕だけではない。僕が頑張ることによって、そういった方々に少しでも元気になってもらえたら。そう思い、1軍を目指し、頑張ってきましたが、1軍に上がれず、引退試合となってすいません。しかし、こんな僕の姿を見て、少しでも元気になった方がおられましたら、本望です。まだまだ受けた恩を返せてはいませんが、これから少しずつ返していきたいと思います。

 そして、誰よりも一番身近に僕を支えてくれた寛子、慶馬、郁馬。辛い時、楽しい時、いろいろありましたが、ここまで野球をやれてきたのはあなたたちのおかげです。本当にありがとう。現役生活はきょうで終わりますが、これから先の人生もよろしくお願いします。

 そして最後に、今まで応援してくださったファンの皆さま。応援は絶大なパワーがあります。これからもカープ、そしてプロ野球の応援をよろしくお願いします。本当に長い間、ありがとうございました。

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