阪神、ジョンソンまさかの被弾でV逸決定 矢野監督「受けとめるしかない」

[ 2019年9月16日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神5―6巨人 ( 2019年9月15日    東京D )

8回2死一塁、ゲレーロに逆転2ランを浴びたジョンソン(撮影・大森 寛明)
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 悲鳴と歓声が交錯した。1点リードの8回2死一塁。7回2死から登板し回またぎとなった阪神・ジョンソンがゲレーロに痛恨の一発を食らった。2ボール1ストライクから高めに浮いた151キロをはじき返された一撃は左中間席最上段に飛び込んだ。今季134試合目でリーグ優勝の可能性が消滅。3敗目を喫した助っ人右腕は苦しい胸の内を言葉にするのも難しかった。

 「何とも言えない…」

 9月15日は16年前の2003年に18年ぶりのリーグ優勝を果たした日だった。猛虎にとっての記念日に、屈辱のV逸。03年当時、正捕手だった矢野監督も険しい表情で言葉を絞り出した。

 「選手も勝つという気持ちをしっかり出してやってくれた結果なんでね。それ(V逸)は受けとめるしかないと思います」

 シーズン前に掲げた、虎党を喜ばせるという目標は達成できなかった。ただ、シーズンは9試合残っており逆転でのクライマックスシリーズ進出の可能性はわずかだが、ある。

 「俺らはそれ(全力で戦うこと)しかできない。今こそ、戦う姿勢とか、気持ちが問われる状況になってきている」

 敵に立ち向かう闘争心は失っていない。矢野阪神の戦いはまだ続く。 (山本 浩之)

○…阪神は巨人に敗れて今季の優勝が消滅した。阪神が残り9試合に全勝した場合の最終勝率・511(70勝67敗6分け)が、巨人が残り10試合全敗の最終勝率・518(73勝68敗2分け)を下回るため。CS進出圏内の3位広島とは4・5ゲーム差の4位。チームは最短で18日にCS進出の可能性が消滅する。阪神の監督が就任1年目にAクラス入り(3位以内)したのは、優勝した吉田監督の85年が最後。以降、金本監督まで10人、初年度Bクラスが続いている。

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