エルドレッド氏、広島ナインへ惜別メッセージ「全力を出し切ることを忘れないで」

[ 2019年9月16日 05:30 ]

花束を受け取り、ファンの歓声にこたえるエルドレッド氏(撮影・坂田 高浩)
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 本拠地が感動に包まれた。昨季まで広島でプレーし、4日に現役引退を表明したブラッド・エルドレッド氏(39)の引退セレモニーが15日のヤクルト戦後にあり、自身のモットー「プレーハード」に沿って「全力を出し切ることを忘れないで」とナインを激励した。

 広島の歴代外国人選手では初となる異例の引退セレモニー。右膝リハビリ中の田中広も駆け付ける中、ファンや家族、球団スタッフらに感謝の言葉を重ねた。真面目で誠実な人柄がにじみ出ていた。

 球団助っ人では歴代最長の7年間在籍し、同2位の通算133本塁打を放った大砲。会見では「あまり強くない時から、優勝できるチームになる過程をすべて見てきた。カープで7年間プレーできたことを誇りに思う」と感慨深げに振り返った。

 13年9月26日の中日戦でCS初進出を決めた決勝弾が最も印象に残る1本。思い出については「初来日、初めてのCS進出、カープでの初優勝…とたくさんあり、一つ選ぶのは難しい」と苦笑した。

 今後は広島の駐米スカウトとしてチームを支える。「初めての仕事。勉強しないといけない」と意気込み、自身の経験から「日本で長くプレーしたいと思う選手を探したい」と力を込めた。広島を愛し、広島に愛されたエルドレッド氏。第二の人生にも期待だ。 (江尾 卓也)
  

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