楽天・銀次9回V打 満塁打率4割超え ロッテを1差追走「楽しまないと」

[ 2019年9月12日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3―1日本ハム ( 2019年9月11日    東京D )

9回1死満塁、右前に2点適時打を放った銀次はガッツポーズ(撮影・西海健太郎)
Photo By スポニチ

 頼れる主将のバットで勝負を決めた。1―1の9回、楽天が3四死球で1死満塁とする。打席に入った銀次に無駄な力みはなかった。初球の甘いスライダーを右前に決勝の2点適時打。チームを2連勝に導く殊勲打に「しっかり打ちにいく準備ができていた。チームが勝てたことが一番です」とうなずいた。

 今季はここまで打率・309で、満塁では同・412、12打点と勝負強さが際立っている。「これだけ練習をやってきたという自信があるから、打席でもリラックスできる」。試合後もバットを振り込むなど、日々の努力はうそをつかない。3位・ロッテを1ゲーム差で追う状況が続くが「こういう状況でいかに結果を出すか。楽しまないと、つまらないじゃないですか」と銀次。経験豊富な主将の言葉には重みがある。 (重光 晋太郎)

続きを表示

2019年9月12日のニュース