中日・京田、延長10回V弾 マツダで今季初勝利 与田監督「よく決めてくれた」

[ 2019年9月12日 05:30 ]

セ・リーグ   中日3―2広島 ( 2019年9月11日    マツダ )

10回無死、京田は右越えにソロ本塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 野球の神様に導かれるようにボールが吸い込まれた。中日の京田が4月13日阪神戦以来となる決勝の3号ソロ。2―2の延長10回、先頭でレグナルトの高めカーブを引っ張ると、打球は右翼ポール際に飛び込んだ。

 「狙っていない。何とか塁に出ようと思い、いい形で飛んでくれた。久しぶりにいい感触だった」

 17年の新人王も3年目の今季は開幕スタメン落ち、途中交代と試合に出られない悔しさを味わった。8月下旬には29打席連続無安打と打撃不振に陥った。打席での構えをオープンスタンスに変え、スタンスも狭くするなど試行錯誤を重ね、9月は33打数11安打、打率・333と復調。「我慢して使ってくださる。期待に応えたい」と努力が実を結んだ。

 8戦全敗だったマツダで今季初勝利となり、与田監督も「よく決めてくれた」と満足顔。京田は「CSに行けるチャンスがある。緊迫したところで試合をしたい」と上位浮上を誓った。 (徳原 麗奈) 

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2019年9月12日のニュース