西武130試合目で初奪首!森が満塁一層V打 ソフトBとの天王山先勝

[ 2019年9月12日 05:30 ]

パ・リーグ   西武4―1ソフトバンク ( 2019年9月11日    メットライフD )

3回2死満塁、右線に適時二塁打を放つ森(撮影・吉田 剛)
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 西武は11日、ソフトバンクとの首位攻防2連戦の初戦を4―1で制し、今季130試合目で初めて首位に立った。森友哉捕手(24)が3回2死満塁から右翼線に走者一掃の先制二塁打を放ち、決勝打となった。最大8・5ゲーム差を逆転して0・5ゲーム差をつけ、3年連続のシーズン勝ち越しも決定。12日は両球団に優勝マジックが初点灯する可能性があり、西武は勝てば11、引き分けでも12が点灯する。

 トレードマークの金髪をさらに明るくし、外側も刈り上げた。決戦前日に美容院で注入した「気合」。森は3回2死満塁から右翼線を破る走者一掃の先制二塁打を放った。

 「打てないと思って、積極的にいこうと思った。打てなくても源さんのせい、と割り切って打った」。高橋礼には今季1勝4敗で、森も10打数1安打だった。直前に源田が一ゴロで2死となり、開き直って初球のシンカーをフルスイングした。

 ソフトバンクの王貞治球団会長を「あの一振りだったね」と脱帽させた決勝打。今季の満塁機では13打数7安打の打率・538、2本塁打、28打点。満塁男と言えば4番の中村だが、本家に勝るとも劣らない。8月は自身初の月間MVPも獲得。9月に入っても衰えることなく、18試合連続安打だ。首位打者を走り続ける3番打者は、正捕手としても先発のニールを好リード。ソフトバンク打線に的を絞らせなかった。「守りは守り、打撃は打撃で割り切って、違うスポーツと思ってやっている」。割り切ることで、攻守両面での活躍につなげている。

 軽快なリズムも好調を後押しする。7月27日の本拠地での試合から登場曲に「ベイビー・シャーク」を使用。「メジャーの選手がやっているのを見たので」と米国などで子供に人気で、YouTubeで34億回以上も再生されている。打席に向かう際にはベンチのナインだけでなく、スタンドのファンもサメが口を開け閉めするような両手を縦に動かすダンスで送り出す。そして天敵のサブマリンにガブリとかみついた。

 天王山初戦で快勝し、今季初の首位に浮上。12日の最後の直接対決で勝つか、引き分けで優勝マジックが初点灯する。ただ、ソフトバンクも勝てば初点灯するだけに、辻監督は「首位といっても首位じゃない。負け数もあるし、それを考えたらまだまだ」と冷静だ。相手先発は6日のロッテ戦でノーヒットノーランを達成した千賀だが、指揮官は「2回はないでしょ。うちは十亀。だから面白い」と楽しむように大一番の決戦を見据えた。森も「首位はうれしいが、まだ残り試合もある。気を引き締めて明日からまた臨みたい」と切り替えた。2連覇に向け、首位は譲らない。 (武本 万里絵)

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