広島 サヨナラ勝ちで2位DeNAに0差!堂林 第3子誕生祝いの5年ぶりサヨナラ打

[ 2019年9月12日 22:05 ]

セ・リーグ   広島3―2中日 ( 2019年9月12日    マツダ )

<広・中>9回1死一、二塁、堂林は左前にサヨナラ打を放ち長野(左)に飛びついて喜ぶ (撮影・奥 調)
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 広島が今季両リーグ最多11度目のサヨナラ勝ちで中日を下し、2位のDeNAとゲーム差なしに迫った。

 2―2で迎えた9回、先頭の鈴木が右前打と犠打で二進すると、長野の申告敬遠で一、二塁とし、堂林が左越えへサヨナラタイムリーを放った。堂林のサヨナラ打は14年4月以来5年ぶり。11日に妻で元TBSの枡田絵理奈アナが第3子となる次女の誕生を発表したばかりだった。

 広島は4回、先頭の長野が左翼席上段へ今季4号ソロを放ち先制。5回には2死から菊池涼の安打と四球で一、二塁とし、松山の右前タイムリーで加点した。だが、その後は7回、8回と満塁としながらも得点できなかったが、最後に堂林が決めた。

 コンディション不良で出場選手登録を抹消され、8月28日以来の登板となった先発の野村は、6回を投げ7安打2失点。9回の1イニングを無失点に抑えたフランスアが7勝目。

 中日は6回2死から高橋、阿部の安打と平田の四球で満塁とし、代打・堂上が右前へ2点タイムリーを放ち追いついた。だが、その後は毎回得点圏に走者を進めながら得点できなかったのが響いた。中日は、自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が消えた。

 先発・阿知羅は、7月17日の阪神戦以来となる1軍の登板で4回を投げ5安打1失点と力投も、今季2勝目はならず。9回に登板した藤嶋が2敗目を喫した。

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