阪神・高橋遥 自己ワースト8失点…前回の雪辱ならず、4回で降板

[ 2019年9月12日 20:08 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト ( 2019年9月12日    甲子園 )

<神・ヤ>4回、ヤクルト打線につかまり苦しい表情の高橋遥(撮影・大森 寛明)
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 阪神先発の高橋遥にとって試練のマウンドとなった。初回は先頭の広岡に右翼フェンス直撃の三塁打を許すと、1死から山田哲に直球を左翼線に運ばれる二塁打で先制点を献上した。なおも1死二塁からバレンティンには甘いツーシームをバックスクリーン右に運ばれる2ランを浴びて初回に3失点した。

 いきなり出ばなをくじかれると、4回は無死満塁から中村の右犠飛で1点を失うと続く奥村の一塁方向の打球を自ら弾いて(記録は失策)再び満塁に。2死までこぎつけたが、広岡に左前適時打を打たれて塩見にもフルカウントから右中間を破る2点二塁打でこの回一挙5点を奪われた。

 「みんな頑張っているんで、打たれて、やることができなくて、くよくよしてたら情けない。全力でやることは誰でもできるんで」

 雪辱を期していたが、4回7安打8失点(自責5)で降板。前回6日の広島戦も4回6失点でKOされ、ベンチでは涙も流したが、今回も自己ワーストの失点で先発として役割を果たすことができなかった。

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