松井秀喜氏、イチローとの“不仲説”の真実語る 勝てないと思った日本人打者は…

[ 2019年3月20日 12:35 ]

談笑するイチローと松井秀喜氏
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 巨人、ヤンキースなどで活躍した松井秀喜氏(44)が18日放送のTBS系「1番だけが知っている」(後9・00)2時間SPに出演。マリナーズのイチロー外野手(45)について語った。

 番組は「一緒にプレーした選手の中で勝てないと思った日本人打者は?」という質問をぶつけるべく、米国にいる松井氏を訪問。「イチロー選手ですか?世間ではよく比較されましたが…」とスタッフが問うと、松井氏は「正直言って(比較するのは)イチローさんに失礼。選手としてはレベルという意味では全然上ですよ。なぜ比較されていたんですかね。自分でも不思議ですよ」と苦笑い。「イチローさんはもちろんすべてにおいて素晴らしい。誰もが憧れる存在。ただ、自分とは打者としてのタイプが違うので、イチローさんを見て何かを参考にしようとかはなかったです。自分は長打というものを意識していた打者でしたが、イチローさんはどちらかというと塁に出ることを意識していらっしゃった」とそもそも比較対象ではないことを語った。

 さらにスタッフが「マスコミによっては2人の仲が良くないのでは…とか」と切り込むと、「全然気にしていなかったですし、もちろん会えば話します」と一笑に付し、「何より高校時代、一緒のグラウンドで2回試合しましたし、イチローさんの寮に泊まらせてもらいましたから。『その時に俺より先に風呂に入った』っていまだに言われるんですけどね。『一応、ゲストだからこっちは』みたいな話もするんですけど」と笑った。

 「一緒にプレーした選手の中で勝てないと思った日本人打者」には落合博満氏(65)の名前を挙げ、「小学生以下だっていつも言われていましたから。持っている空気感、雰囲気が全く違う」と語った。

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2019年3月20日のニュース