阪神ドラ1近本、肩で魅せたプロ初捕殺 走塁では“教訓”

[ 2019年3月20日 05:30 ]

オープン戦   阪神4―8DeNA ( 2019年3月19日    横浜 )

6回無死一塁、大和の打球をさばいた近本は、一塁走者・山本の三進を阻む(撮影・大森 寛明)
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 外野手のお手本のようなスローイングだった。阪神のドラフト1位・近本(大阪ガス)が19日のDeNA戦(横浜)で6回無死一塁の守り、大和の中前打を猛チャージで捕球すると、スタートを切っていて一気に三塁を狙ってきた山本を三塁でタッチアウト。ワンバウンドのストライク送球でプロ初の補殺を記録した。

 「その前に本塁で刺せなかったので、取り戻すじゃないですけど、取り組んできたことを出そうと思った」

 4回1死一、二塁からの大和の中前打で本塁で刺せなかったプレーを反省。そもそもタイミングもセーフだったが、やや三塁側にそれてストライク送球はできていなかった。今春のキャンプから守備練習に多くの時間を割いてきた。「いろんなことを聞けて新たな発見もあった」。筒井外野守備走塁コーチからの技術指導の成果が形として表れ、同コーチからも「うまく三塁で刺してくれたね。送球の高さもコントロールも素晴らしかった」とうなずかれた。

 走塁でも学ぶことがあった。初回1死から左前打を放つも打者・糸井の1球目の前に2度のけん制をもらい、2球目の前のけん制でタッチアウト。攻撃のリズムを途切れさせるプレーに顔をゆがませたが、これもルーキーにとっては良い教材となった。

 「どこの球場でも取り組んできたことをしっかり出せるようにしたい。アンツーカーが球場によって違うので、ここまでいったらアウトになる、ここまでなら大丈夫というのを勉強しながらやっていきたい」

 横浜スタジアムで初めての試合。練習から走塁の確認を行っていたが、想定外の感覚だった。スタートを切ろうと一瞬二塁ベース方向に体重が乗ったところを狙われた。これには矢野監督も「全然いいよ。今は怖がらずにどんどんチャレンジして。こういうピッチャーはこういうふうなんだなって分かることの方が大事」と前向きに捉えた。開幕まで残り5試合。失敗を恐れることなく、ラストスパートをかけていく。(長谷川 凡記)

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