ソフトB上林、OP戦不振もイチの言葉で「ちょっと楽になった」

[ 2019年3月20日 05:30 ]

ティー打撃をする上林(撮影・岡田 丈靖)
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 ソフトバンクの若きバットマンがもがきながら、自らのバッティングを磨いている。上林はオープン戦で30打数3安打の打率・100と苦しむ。19日は福岡県筑後市のファーム施設で全体練習後に居残りロングティーで黙々と振り込んだ。

 「大きく打つことが大事。自然とタイミングを取って打つ練習になる。多く繰り返し体に染みこませる作業」

 昨季は5年目で初めて全試合に出場し、打率・270、22本塁打など主な打撃部門全てでキャリアハイをマーク。一層の飛躍を誓う今季は目標にトリプルスリーを掲げた。だが、宮崎キャンプ中の2月中旬右臀部(でんぶ)を痛め「そこからおかしくなった」。約1週間で主力のA組に復帰したものの、感覚にズレが生じていた。「今は始動。タイミングをとって準備するだけ」。昨季までの動画も確認するが、過去に戻る選択肢はない。「毎年変わらないといけない」と進化のヒントをつかむための試行錯誤している。

 憧れのイチローの言葉に救われた。日本で開幕戦を行うマリナーズの一員として来日したレジェンドは16日の会見で、2008年にオープン戦の不振から一転してシーズンで好成績を残したことを回顧。上林は「イチローさんが“26打席ノーヒットのオープン戦でも(シーズンで)200本打った”と言っていたので、ちょっと楽になった」。“イチ流”の努力があれば、オープン戦の結果はシーズンに直結しない。「最後の最後までやりながら、悩みながら(シーズンに)入っていけたら」。開き直って開幕に照準を合わせる。

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