自主トレ期間に垣間見えた西武、日本ハム、巨人の“違い”とは

[ 2019年1月26日 09:30 ]

<巨人自主トレ>亀井(左)とキャッチボールをした後、談笑する丸(撮影・森沢裕)
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 球春到来を告げる春季キャンプスタートまで1週間を切った。各球団の新人合同自主トレもまもなく終了。新たなチーム編成となったプロ野球各球団が、いよいよ本格的に動き出す。

 1年ぶりに球団担当を外れ遊軍となった記者。この1月は、西武の西武第2、日本ハムの鎌ケ谷、巨人のジャイアンツ球場、ヤクルトの戸田球場での自主トレを取材した。この自主トレ期間、それぞれの球団施設には球団ごとの特徴が出やすい。

 まず、主力選手が多数、トレーニングに訪れているのは日本ハム、西武だ。日本ハムはトレーニングルームのハード面に加えて、食事面での使い勝手の良さも選手が集まる理由の1つだ。西武は現在、第2球場が改装工事の影響を受けて工事中だが、主力選手の姿も多い。

 ハード面では充実しているのがジャイアンツ球場だが、広島からFA移籍した丸が連日、姿を見せていた他は育成選手がほとんど。担当記者が多く煩わしいと警戒感もあるのか、主力選手の姿は少ない。海外自主トレも多く、なかなか1軍選手の姿を見つけることができない。

 そんな1月もあと少しで終了。久々のユニホーム姿のプロ野球選手が帰ってくる。キャンプ期間も数チームを掛け持ち取材する予定。FAを筆頭に顔ぶれの変わったチームが多い中で、しっかりその「変化」を感じ取り、伝えていきたい。(記者コラム・春川 英樹)

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2019年1月26日のニュース