富岡西“官民一体”結実!小川監督「公立校らしい野球を」

[ 2019年1月26日 05:30 ]

センバツ出場32校決定

第91回選抜高校野球大会の21世紀枠で初出場が決まり、喜ぶ富岡西の選手たち
Photo By 共同

 富岡西(徳島)は創部120年目。01、08年に21世紀枠の候補校となり、三度目の正直だ。グラウンドで宙を舞った小川浩監督も「過去の悔しい思いがあって、今の選手がいる。率直にうれしい」と感無量。

 県南部を代表する伝統校。テストで赤点を取った部員はベンチ入りから外すなど文武両道を実践してきた。グラウンドなどの環境は恵まれないが阿南市が07年から官民一体で進めた野球のまち推進事業に支えられた。15年には屋内多目的施設が完成し、昨秋四国大会で4強入り。OBである指揮官は「公立校らしい野球をね」と春夏通じて初の聖地へ意気込んだ。

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2019年1月26日のニュース