ロッテ岡田、有終猛打賞締め 涙の引退試合「こんな日が来るとは」

[ 2018年10月9日 05:30 ]

パ・リーグ   ロッテ1―6ソフトバンク ( 2018年10月8日    ZOZOマリン )

涙を流しながら娘たちと場内を一周する岡田(撮影・森沢裕)
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 オカダコールに包まれてグラウンドを一周するとロッテ・岡田の目に涙が浮かんだ。

 「こんな日が来るとは思わなかった。がむしゃらにボールを追いかけてグラウンドを走ってきた」

 胴上げでは6度宙を舞った。最後は帽子を取って一礼すると見事なバック宙を披露。岡田の魅力が詰まった引退試合だった。

 「1番・中堅」で先発出場し、5回の第3打席で16年10月4日の楽天戦以来、60打席ぶりの安打を放った。第2打席の凡退で野手として59打席連続無安打のワースト記録を更新したが「野球選手はHがつくと“次も”ってなる」と3打席連続安打で安打が途切れた16年10月4日の試合以来2年ぶり猛打賞を記録。9回は通算142個目の盗塁にも成功した。

 「悔いはないです。最高の野球人生でした」。08年の育成ドラフト6位で入団。いつ解雇されるか分からないと家族を地元・栃木に残しての単身赴任が10年も続いた。3人の娘と引退試合を見守った由美子夫人は「大変だったのは彼。よく頑張った」とねぎらった。

 2501打席本塁打なしのプロ野球記録を持つ一方で、2度のゴールデングラブ賞獲得の守備では1519個の刺殺を重ねた。「ホームランを打ったこともないのに10年間できた。中堅、右翼からの景色は最高だった。いつか守備範囲の広い名手を育てたい」。次の夢は指導者となってかなえる。 (君島 圭介)

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