巨人・岡本100打点CSへ 日本一まで由伸監督と「1試合でも多く」

[ 2018年10月9日 05:30 ]

打撃練習する岡本(撮影・吉田 剛)
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 巨人は9日、今季最終戦となる阪神戦(甲子園・午後6時開始予定)で、勝てば自力でのクライマックスシリーズ(CS)進出が決まる。4番・岡本和真内野手(22)は「不動心」を強調した上で、必勝を誓った。今季限りで辞任する高橋由伸監督(43)と一日でも長く野球をするためにも、思いをバットに込める。

 マシン打撃を終え、バットを持って小走りで移動する。岡本のいつもの光景。フリー打撃では黙々と、左、右、中堅方向に打球を飛ばした。今季最終戦で勝てばCS進出の3位が決まる。負ければ一転、DeNAの結果次第になる。大一番を前に、静かな口調に強い決意をにじませた。

 「勝てばCS決定なので勝って決めたい。負けられないので。緊張感はありますけど、そんなに気持ちが変わることはないです」

 自分たちで3位をつかみ取る。その熱い思いを持ちながら、普段と変わらぬ「不動心」で臨む。それは球団OBでヤンキースで活躍した松井氏の信条でもある。「“広く深い心”と“強く動じない”、すなわち“不動心”を持った人間でありたい」。春季キャンプでは、同氏から軸足に体重を残す打撃フォームを指導された岡本。今季のブレークにつなげ、精神面でも大きく成長を遂げた。その全てをこの一戦にぶつける。

 自らを開幕から起用し続けてくれた高橋監督は今季限りで辞任する。岡本は「(期待していただいて)ありがたい。1試合でも多く(一緒に)戦いたい」と言った。6月に4番に抜てきされて以降、同月下旬から7月上旬には、32打席連続無安打もあった。それでも4番から変えず、我慢してくれた。今季はここまでチームで唯一の全142試合に出場。08年坂本勇以来、10年ぶりの22歳以下での全試合出場となる一戦で、指揮官に勝利を届けることしかない。

 現在、打率・308、31本塁打、97打点。史上最年少22歳での100打点まであと3と迫り「3割30本100打点」を視界に捉えている。4番としてここぞの一打が出れば、大台突破も見える。

 高橋監督は「普通に戦って普通に勝つのが一番。やれることはいつもと変わらない」と話した。これまでの142試合と変わらない姿勢で、選手を信じて決戦に臨む。その打線の中心に22歳の岡本がいる。不動心と揺るがぬ決意を、一つ一つのプレーに込める。 (神田 佑)

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