浦学・渡辺 日本ハムが上位指名の可能性 投げ方そっくり“大谷2世”

[ 2018年10月9日 07:02 ]

浦和学院・渡辺(撮影・大森 寛明)
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 日本ハムが今月25日に行われるドラフト会議で浦和学院・渡辺勇太朗投手(18)を上位指名する可能性があることが8日、分かった。1メートル90の長身から最速149キロを投げ込む姿は、球団OBでエンゼルスの大谷翔平投手(24)にそっくりと評判。高校日本代表にも選ばれた右腕が、将来性を買われて指名される可能性も浮上してきた。

 運命のドラフト会議まで16日。金足農・吉田に、大阪桐蔭・根尾、藤原、報徳学園・小園だけではない。渡辺が「BIG4」に負けない評価を得ている。大渕隆スカウト部長は「大谷クラスのスケール感。伸びしろが大きい」と昨季まで在籍したエースを引き合いに出して、その将来性を称賛した。

 ダルビッシュ(現カブス)、大谷を育成し、世界へと羽ばたかせた日本ハムのスカウト陣が目を付けた。1メートル90の長身から剛速球を投げ込む姿は、1メートル93の大谷とほぼ同じサイズ。柔らかく体を使うフォームも酷似している。

 今春まで右肩、右肘痛の故障に悩まされてきた渡辺自身も、大谷を参考に成長を遂げた。昨秋、身体構造を4タイプに分ける「4スタンス理論」を学び、体の使い方が憧れの右腕と同じと分かると、動画で徹底的に大谷の足の上げ方や体重移動など分析。フォームを模写してきた。

 今夏の甲子園は、二松学舎大付との3回戦で最速149キロをマークし、10三振を奪って完封を飾った。下級生の頃から担当の今成泰章スカウトが密着マークを続けてきた。大渕スカウト部長は「ケガもあったけど、甲子園ではしっかり投げられた」と不安視された体調面もクリアされたと見ている。

 球団のドラフト戦略はその年のNo・1選手を指名する。その伝統は変わらない。現時点で根尾、藤原、吉田らが1位候補に挙がっているとみられるが、いずれも競合必至。昨年7球団が競合した清宮を引き当てた木田優夫GM補佐が今年も抽選役を務めるが、展開次第では、渡辺が浮上する可能性も十分にある。

 今後のスカウト会議で最終的な絞り込みが行われるが、渡辺が最上位グループに位置づけされることは間違いない。

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