辻監督に聞く「選手たち誇りに思う」「個々に能力あると思っていた」

[ 2018年9月30日 23:39 ]

パ・リーグ   西武1―4日本ハム ( 2018年9月30日    札幌D )

リーグ優勝を決めて胴上げされる松井(撮影・尾崎 有希)
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 優勝マジックを1としていた西武は30日、日本ハムに1―4で敗れたものの、試合中に2位・ソフトバンクもロッテに1―9で敗れたため、08年以来10年ぶり22度目のパ・リーグ優勝が決まった。

 優勝を決めた辻監督は次のように語った。「ホッとしています。喜びと、胴上げしてくれる選手たちの気持ちが伝わってきたような。本当にここまでみんな頑張ってきてくれて、そのうれしい思いが全てです。数字的に見れば打線大爆発。個々に特長を持ったキャラクターに富んだ選手たちがいて。1点を大事に取って、1点を大事に守るのが理想だと取り組んできた。劣勢になっても選手たちは諦めず、その日の勝利に向けて頑張ってくれました。優勝経験のない選手がほとんど。昨年の2位からもう一つ飛躍するためには優勝しかない。開幕8連勝というスタートを切って一度も落ちることなくトップを走り抜けた選手たちを私は誇りに思います」

 「9月の中頃、ソフトバンクと日本ハムさんと9連戦が組まれた。そこに入る前日、怖いというか、この連戦がどういう結果になるのか。どうやったら乗り切れるのか。そういう不安に今季初めて襲われた。それを選手たちが見事に連勝連勝と、マジック1になった時にやっと優勝できるという気持ちになりました。よいしょするわけではないですけど、申し分ないですね。口数多い方ではないですが、十分にグラウンド上で選手たちに背中を見せながら、全試合引っ張ってくれた。ここにいる選手たち全員が手本です」

 「(印象的な試合は)数々のサヨナラ勝ちであったり、多々あったんですけど、やはり雄星がソフトバンクに勝った試合ですかね。ここで雄星がちょっと変わってくれるんじゃないか。そういう意味で大事な試合だと思っていた。彼も今年苦労した選手。ソフトバンクにやっと勝てたということでうれしかったですね。今年始まる時に10、20、30周年と優勝しているとプレッシャー掛けられた。優勝できてうれしいですし、来年も再来年も勝ちたいです」

 「(自身が現役だった黄金期との違いは)打線の破壊力でいったら今の方が総合的に、ホームランも打てるし、走れるし。迫力というところでは打線は上じゃないですかね。昔は昔ですから。全く野球が違ってきていると僕は思います」

 「(就任後に実父が亡くなったが?)キャンプインの時でしたから。その前に父親とはちゃんとお別れしてきましたし、お前野球やってろと言うと思いましたし、僕の監督としてのスタートですから選手と迎えたかった。そこから両親のことは常に、野球楽しんでと言ってくれていると思う。だから今日、必ず喜んでくれていると思います」

 「(就任後チームで変わったところは?)就任当時から個々に能力はあると思って見ていた。個々に自分の良さを出す。山川なら振って相手に恐怖を与えながらの長打が魅力。もちろん中村もそう。個々のいいところを伸ばせば間違いなく強くなると思っていた。勝負強い選手もいれば、ここ一番で走ってくれる選手もいる。そういうバランス的なところが成長したと思います。森は捕手として試合に出続けるように育てないといけなかった。強力打線をつくろうとは思っていない。そういう能力のある選手がこれだけいたということではないか」

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