広島・永川、好救援で昇格即2勝 CSへ頼れるベテランが存在感

[ 2018年9月30日 05:30 ]

セ・リーグ   広島8―7巨人 ( 2018年9月29日    東京D )

7回途中から登板した永川(撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 CSへオレも忘れるな!29日に出場選手登録された広島・永川が、巨人戦(東京ドーム)で同点に追いつかれた7回2死満塁から4番手として登板。亀井を内角ギリギリのカットボールで右飛に仕留めると、8回までの1回1/3を1安打無失点で切り抜け昇格即2勝目を挙げた。

 「自分のボールを投げることだけを考えた。カットボールに少し詰まってくれた。内容に反省はあるけど、積み重ねていくしかない」。8月21日のヤクルト戦以来となる1軍登板で好投。味方打線が勝ち越したため9回は一岡にマウンドを譲ったが、攻撃中はベンチ前のキャッチボールで登板に備えていた。

 チームに3年連続となるシーズン80勝目をもたらす投球に、緒方監督も「いいものを見せてくれた」と評価。来たるべき短期決戦へ、16年目のベテランが存在感を発揮した。

続きを表示

2018年9月30日のニュース