思い出には2つ…日本ハム 石井 引退会見「本当に幸せな野球人生」

[ 2018年9月30日 16:46 ]

引退会見を行った石井(撮影・高橋茂夫)
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 今季限りで現役を引退する日本ハムの石井裕也投手(37)が30日、札幌市内の球団事務所で記者会見を行った。先天性難聴を抱えながらも、三菱重工横浜クラブから04年ドラフト6巡目で中日に入団。その後、横浜(現DeNA)、日本ハムと3チームで計14年間プレーした「サイレントK」は「14年間、野球をやれて本当に幸せな野球人生でした。僕にとってはかけがえのない時間で、14年間本当にありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。

 思い出には2つを挙げた。1つは中日時代の05年にプロ初登板の初球を広島・前田智徳に本塁打されたものの、日本ハムに移籍した後の対戦で三振に仕留めたこと。2つ目は12年の巨人との日本シリーズ第6戦で、巨人・阿部に決勝打を許して敗戦投手となったこと。この試合を報じる新聞とこの試合で投げている写真は「悔しさを忘れずにいこうと思った」としばらくは自室に飾ってあったという。これらの2つを思い出として挙げた左腕は「忘れられない試合」と感慨深げに振り返った。

 「調子の波もあって1軍に上がれなかったので、そろそろ(引退)だと思った。自分で決めたことなので悔いはない」ときっぱり。今後については「まだ決めていないけど、野球に関わりたい」と話した。

 石井は西武戦の7回2死二塁で登板、秋山を左飛に仕留めた。「大事な場面でしたけど、起用してくれた栗山監督、コーチのみなさんに感謝したいです。1球1球集中して思い切って投げました。高校の後輩である秋山選手は本当に良い選手。対戦できて良かったです。ありがとう。ファンの皆様、温かい声援をくれて本当にありがとうございます。いい思い出ができました」とコメントした。

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