9回ヒヤヒヤも…阪神 神話継続 6回終了時リードなら40戦無敗

[ 2018年8月19日 08:46 ]

セ・リーグ   阪神4―3ヤクルト ( 2018年8月18日    神宮 )

<ヤ・神>最後を締めたドリス(右)は金本監督とタッチを交わす (撮影・奥 調)
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 阪神、ヤクルト両軍の期待と不安が交錯する極限の場面で猛虎の守護神・ドリスが踏ん張った。4―3の9回に登板し制球難に陥って招いた2死満塁のピンチ。雄平にも2球ボールが先行したが、そこで腹をくくった。2球見逃し、2球ファウルの後の7球目。初めて投げたフォークで三邪飛に打ち取り、冷や汗をぬぐった。

 「自分で招いたピンチなんで情けなかったけど、何とか0点で抑えられて良かった。どの試合も簡単には勝てない。こういう締まった試合で勝てたのは大きいと思う」

 広島・中崎と並ぶリーグ1位の27セーブ目を挙げ、チームの“不敗神話”も守った。今季6回終了時点でリードしていた試合は、これで40戦無敗の39連勝(1分け)。薄氷の勝利が逆に神話の効力を際立たせた。16日の広島戦で会沢の頭部に死球を当て、1球で危険球退場して以来の登板となったドリスにとっては非常に大きい1セーブだ。

 守護神と対照的に盤石だったのは藤川、能見のベテランコンビ。7回に登板した藤川は山田哲、バレンティン、雄平の強力クリーンアップに直球で力勝負を挑み、見事に3者凡退に仕留めた。「流れ的に攻めないといけないところ。攻めて止めないといけなかったんで」。直前の6回に2点を返され、1点差に迫られていた中での「攻撃的リリーフ」で流れを引き戻した。

 8回の能見は9球で三人斬り。試合後は自分のことよりも「クワ(桑原)が頑張ってくれた。明日からも頑張るしかない」と6回無死満塁で登板し同点を許さなかった後輩を思いやった。

 金本監督はヒヤヒヤの白星に「ヒヤヒヤなんか超えとるわ」と苦笑い。それでも勝利の方程式には「勝ちパターンというか。桑原と(藤川、能見の)3人でドリスにつなぐまで勝ちゲームを守るというのはね。そこは崩れなかっただけでもね」と手応えを口にした。勝てる試合は絶対に落とさない。そのための武器が猛虎にはある。(山添 晴治)

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