下関国際・鶴田 力尽く 4戦489球完投「本当に悔しいし苦しい」

[ 2018年8月19日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第14日・準々決勝   下関国際2―3日大三 ( 2018年8月18日    甲子園 )

<日大三・下関国際>力投も敗れ、涙する下関国際・鶴田     (撮影・平嶋 理子)
Photo By スポニチ

 下関国際(山口)のエース鶴田が力尽きた。7回2死まで無安打の快投を見せたが、2―0の8回に3点を失って逆転負け。全4試合を完投して「まだ甲子園が終わったという感覚がない」と視線を泳がせ、8回に浴びた4安打を「全て失投。何も考えずに投げ急いでしまった」と唇をかんだ。

 4試合連続完投で計36回、489球を1人で投げ抜いた。「本当に悔しいし、苦しい」と目を赤くしたエースを、坂原秀尚監督は「満身創痍(そうい)の中、最後まで本当によく投げてくれた」とねぎらった。

続きを表示

2018年8月19日のニュース