近江・多賀監督 59歳誕生日祝えず「素晴らしい全員野球が上回った」

[ 2018年8月19日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会第14日・準々決勝   近江2―3金足農 ( 2018年8月18日    甲子園 )

<金足農・近江>9回、2ランスクイズで逆転サヨナラ勝ちに沸く金足農ナインの脇で近江の捕手・有馬はがっくり(撮影・成瀬 徹)
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 9回にスクイズを処理し、一塁に送球した近江(滋賀)・三塁手の見市は「周りが見えていなかった。まず一つアウトを取ることだけになってしまった」と肩を落とした。

 一塁手で本塁に送球した北村は敗戦の瞬間、膝から崩れた。2ランスクイズは「予想していた。走者が回ったのも見えた。アウトと思った」と悔しがった。59歳の誕生日を、準優勝した01年以来の4強進出で祝うことができなかった多賀章仁監督は「最後は金足さんの凄い気迫。素晴らしい全員野球が上回ったということだと思います」と話した。

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