村田「1軍で出来る状態」も…NPB復帰ならず「残念」 松坂ら同級生にはエール

[ 2018年8月1日 11:57 ]

今シーズンいっぱいまでBC栃木でプレーすることを発表した村田修一 (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 前巨人で独立リーグ、ルートインBCリーグ・栃木に所属する村田修一内野手(37)が1日、栃木県内のホテルで会見を開いた。前日7月31日をもって、プロ野球の今季中の新規契約が可能な期間が終了したが、12球団から声が掛からなかったことへの思いを語った。

 村田は「若い選手とともに野球をすることで野球の素晴らしさ、NPBとの違いも感じることもできた」と語り、「若い選手は10月のドラフトまで諦める必要ありませんし、若い選手が1人でも多くNPBに入ることができることを願って、残りのシーズンをしっかりやっていきたい」と9月9日の最終戦・群馬戦(小山)まで全力プレーを約束した。

 「コンディションはNPBの1軍でできるレベルまでは来ていると思います。そういう意味では残念ですけど、受け止めて前に進むしかない」と無念をにじませつつも、今季の残り試合については「野球の魅力はホームランなのかなと、思っています。息子たちが僕にホームランを打ってほしいと言うときはいい目標になりますし、1本でも多く残り試合でファンの方に見せることができれば、いい野球ができたと思えると思う」と笑顔を見せた。

 また、今季復活を果たした松坂大輔など、同級生の“松坂世代”はNPBでも活躍を続けていることに話が及ぶと「高校野球で出会って20年になりますけど、大輔の背中を追いかけてずっとやってきました。同級生に引っ張られてここまで野球をやってきて幸せでした」とし、「1試合でも長く現役を続けて欲しいと願っています」とエールを送った。

続きを表示

この記事のフォト

2018年8月1日のニュース