【三重】白山の元野球少女部長 打席立っちゃった 注意され「やりすぎてしまいました」

[ 2018年8月1日 05:30 ]

第100回全国高校野球選手権記念大会・甲子園見学 ( 2018年7月31日 )

甲子園見学の際、打席でスイングする白山・川本部長(撮影・北條 貴史)
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 第100回全国高校野球選手権記念大会(5日から17日間、甲子園)の出場各校による甲子園見学が31日からスタート。春夏通じて初出場を決めた白山(三重)は、川本牧子部長(40)が打席に立ち、関係者から注意される一幕もあった。また、一昨年の覇者・作新学院(栃木)など、12校が甲子園球場の感触を確かめた。

 人口は約1万1000人。川本部長が「山、田んぼ、畑に囲まれている」と表現した、山あいの町からやって来た白山ナインは15分の甲子園見学を存分に堪能した。「(グラウンドの)草むしりから始めたチーム。まだ信じられない」。東拓司監督(40)の言葉にも実感がこもる。

 指揮官が就任した13年は部員5人。16年まで10年連続初戦敗退。地道な勧誘で部員を増やし、年間160試合の実戦で力をつけてきたが、指揮官の「何もかもが初めて」という聖地でちょっとしたハプニングもあった。

 辻主将らに促されて川本部長が打席に入ると、高野連の関係者から注意を受けてしまった。見学会はあくまでユニホームを着用した選手のためにあるもの。小学生時代は少年野球チームに入っていた女性部長は「やりすぎてしまいました。私が立っていい場所ではなかったですね」と反省しきりだった。

 応援団やバスの手配、寄付金の募集など全てが手探り。突然の吉報に、川本部長は「小さな町なので、寄付金も集まりが少ないです」と言うが、大体大で東監督とチームメートだった巨人・上原から学校に花が届くなどムードは高まっている。「やっと甲子園に来ることができた。初出場らしく初々しいプレーで、臆することなく粘り強く戦いたい」。辻主将は聖地でも雑草魂で戦うことを誓った。 (吉仲 博幸)

 ▽甲子園見学 記念大会の今回は史上最多56校が出場。開幕日も例年より早く、恒例の甲子園練習に代わり、ボールを使わない甲子園見学が行われた。ベンチやグラウンドの見学時間は15分。各チームは守備位置に就いたり、打席に立つなど試合を想定した準備を行った。甲子園見学は2日まで行われる。

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