ロッテ・ボルシンガーまさかの6失点 味方の拙守きっかけに…来日後ワースト

[ 2018年7月29日 19:41 ]

パ・リーグ   ロッテ―西武 ( 2018年7月29日    ZOZOマリン )

力投するロッテ先発のボルシンガー(撮影・森沢裕)
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 外国人新記録の12連勝が懸かるロッテ・ボルシンガーが29日の西武戦(ZOZOマリン)に先発も、4回98球を投げて9安打6失点で降板。台風接近で前日28日の試合が中止となりスライド登板。味方の拙守にも足を引っ張られ、被安打、失点ともにワーストで13勝目を挙げることはできなかった。

 3回に2死満塁のピンチを迎えたボルシンガー。外崎を二飛に打ち取ったかに思われたが、手を挙げて捕球を宣言した二塁・中村が、落下直前になって打球を右翼・平沢に“お任せ”。平沢はあわてて落下点に入ろうとしたが間に合わず。右前にポトリと落ちる2点適時打となり、西武に先制を許した。

 ボルシンガーは続く栗山に左前2点適時打を浴び、この回だけで4失点。4回にも1死ニ、三塁のピンチを招き、浅村の中前2点適時打で失点を重ねた。

 味方の守備の乱れをきっかけに、来日後ワーストの6失点。2―6とリードを許したまま降板。打線の奮起はあれば、次戦以降での64年スタンカ(南海)、15年マイコラス(巨人)を抜く外国人新記録の12連勝への可能性を残すが、この日の勝利はなくなった。

 降板後「失点したイニングは相手の粘りに負けた部分もあった。ベースカバーに遅れたりして、リズムを崩してしまった」とコメントした。

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