メッセ流れ変える “雨上がり”5戦無敗「自分の仕事をやれば勝てる」

[ 2018年7月29日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神―ヤクルト(雨天中止) ( 2018年7月28日    神宮 )

土砂降りの中、屋外でキャッチボールするメッセンジャーだったが、あまりのひどさにお手上げ(撮影・岩崎 哲也)
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 “雨ッセ”が流れを変える!阪神は28日のヤクルト戦が台風接近による悪天候のため中止になった。29日に仕切り直しの一戦に先発するのはエースのランディ・メッセンジャー投手(36)だ。雨天中止後の登板では今季5戦無敗を誇る。5位に沈む猛虎に勢いを与える快投に期待だ。

 またこの男に“吉兆マウンド”が巡ってきた。神宮球場に隣接する室内練習場で汗を流したメッセンジャーは地に強く打ちつける雨粒を横目に堂々と勝利へ導くことを宣言した。

 「自分の仕事をやれば、(チームが)勝てると信じているよ」

 実に今季16度目を数えた試合中止。助っ人右腕にとっては臨むところなのかもしれない。雨天中止後は5度の先発登板で5勝をマーク。驚異の勝ち運で“雨のち白星”を体現してきた。先発予定だった4月24日のヤクルト戦(松山)が雨天中止となった際には報道陣の前で「雨ッセね」と名乗りを上げたほど、雨とは縁深い1年になっている。

 「それは良いことだけど、明日は自分の試合なので。しっかりチームに勝てるチャンスを与えたい」

 今回は台風接近のよる中止ながら、「雨上がり後」であることも事実。勝率100%の状況に置かれても余裕は見せず、好投への自信を漂わせた。

 神宮球場は昨年7月23日に登板して8回5安打12奪三振の力投。来日初本塁打も放ってシーズン10勝目を手にしてイメージは良い。通算では16試合、5勝6敗、防御率5・03と“鬼門”にも見えるが、報道陣の球場のイメージを問う質問には「日本にある屋根のない球場の1つだよ」と即答。「日本には投手有利の球場はあまりないからね」と本塁打の出やすい特性も過剰に意識はしていない。

 前回22日のDeNA戦では7回3安打2失点で3年連続の2桁勝利を決めた。通算7度目は並んでいた郭泰源(元西武)を抜いて外国人投手歴代最多に躍り出た。もう一つの目標である通算100勝にもあと6に迫り、「(今季中に)届くと信じている」と力強い。モチベーションも右肩上がりだ。(遠藤 礼)

 ≪チームは8勝2敗1分け≫阪神は今季16度目の試合中止。連続中止を除き、これまで直後に行った11試合でチームは8勝2敗1分け。メッセンジャーは6試合に先発して5勝1敗だが、唯一の黒星は豪雨災害の影響で事前中止となった7月11日広島戦(マツダ)の次戦、球宴を挟んだ16日の巨人戦(甲子園)で喫したもの。得意の降雨中止直後に限れば無傷の5連勝中だ。

 ≪自力優勝消滅は最短31日≫広島が敗れたため、阪神の自力優勝消滅は最短で31日になった。阪神が29、31日と連敗した場合、広島は2試合を負けなしの2分け以上。阪神が1敗1分けなら、広島の2勝で消滅する。

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