トレード加入の阪神・飯田 憧れは下柳さん 達川ヘッド“お墨付き”

[ 2018年7月29日 05:30 ]

木戸球団本部部長(左)とガッチリ握手し、活躍を誓う飯田 (撮影・神原 有沙) 
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 ソフトバンクから交換トレードで移籍した阪神・飯田優也投手(27)が28日、西宮市の球団事務所で入団会見を開いた。背番号は松田が付けていた56。中継ぎ救援が期待される左腕は投球スタイルが似ている阪神、ソフトバンク両球団OBの下柳剛氏の投げっぷりで、セの打者に立ち向かうことを誓った。

 新しいチームメートについて聞かれた時だった。飯田が「現役選手ではないんですけど…」と苦笑いし、続けて出した名前は「下柳剛さんです」。ダイエー、阪神など通算21年で129勝の大先輩だ。

 投げっぷりの良さ。強い気持ちで押し込んでいく投球スタイルが酷似。「投げるスタミナには自信があります。ケガをしない強さにも自信があります」。自己アピールしたタフネスさは、やはり下柳氏の武器でもあった。

 さらにソフトバンクの達川光男ヘッドコーチや藤本博史打撃コーチからは「ナマイキっぽいところも似とるよ」と言われていた。「僕が言ったんじゃないですからね。まだ面識もないですし、一度お会いしたいんです」

 2012年に育成3位で入団した頃はスピードはあるものの支配下登録には制球力が足りなかった。同じような課題をもっていた若いころの下柳氏がソフトバンク前身のダイエー時代に、試合前のフリー打撃にも登板していたというエピソードなどが伝わり、「そういうことも含めて聞いてみたいことがたくさんあります」と待望している。同じ成長曲線を目指している。ソフトバンクでは背番号も憧れの人と同じ42を付けていた。

 西宮市生まれの、神戸市育ち。関西人らしいボケあり、ノリの良さありの会見だった。ファンに見てほしいところは「僕、肌が色白なんで甲子園で日焼けしていくところです。あれ? スベっちゃいました?」。カメラマンから要求された帽子をボールに見立ててのポージングには「実際に投げますよ」…。

 広島・丸や、DeNA・筒香ら、まずは左の強打者を抑えることが任務になる。「そういう打者を抑えていきたい。今回のトレードをプラスに考えていますし、ここしかないと思っている。死にものぐるいで頑張りたい」。まずは31日に鳴尾浜の2軍練習から合流する。逆襲へ、面白い男が加わった。

 ◆飯田 優也(いいだ・ゆうや)1990年(平2)11月27日生まれ、兵庫県出身の27歳。神戸弘陵、東農大生産学部(現東農大北海道オホーツク)を経て、12年育成ドラフト3位でソフトバンク入団。2年目の14年5月11日に支配下登録され、11試合に先発。15年から救援に転向した。今季は4月22日の日本ハム戦で1/3回を2失点。1メートル86、86キロ。左投げ左打ち。

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