大谷 練習用バットで16打席ぶり安打「彼なら打ってくれると思って」

[ 2018年7月29日 14:03 ]

ア・リーグ   エンゼルス11―5マリナーズ ( 2018年7月28日    アナハイム )

マリナーズ戦の8回、右越え二塁打を放つエンゼルス・大谷
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 エンゼルスの大谷翔平投手(24)は28日(日本時間29日)、アナハイムでのマリナーズ戦に4試合連続「2番・DH」で先発出場。8回に、25日(同26日)のホワイトソックス戦の5回に9号2ランを放って以来16打席ぶりの安打となる右翼フェンス直撃の二塁打を放った。チームは11―5で大勝。4連勝となった。

 8回の第5打席。左腕エリアスの直球をとらえた打球は弾丸ライナーで右翼フェンスに直撃。打球速度は今季自己最速182キロ。16打席ぶりの安打に「もちろん出ないより、最後に出た方が明日につながるかなと思います」と喜んだ。

 「やっぱり出ないと打ち急ぐかなというのがあると思いますし、普段通り打席の中で見ていけないかなというのがあるので。それでも、積極的にいかなければいけなかったりとか、そういうところが難しいのかなと思う」と安打が出ていない意識もあった。

 第5打席では芯の部分の塗料がはげたバットを使用。「ずっと練習で使っているバットでいきました。普通、弾きが悪くて使わないんですけど、『いつも頑張ってくれているんで、彼なら打ってくれる』と思っていきました」と不振脱却の一役を買った練習用バットに感謝していた。

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