西武・山川これぞ4番!2ラン&初三塁打「疲れました」

[ 2018年4月4日 05:30 ]

パ・リーグ   西武7―4ソフトバンク ( 2018年4月3日    メットライフD )

6回1死二塁、勝ち越しの2点本塁打を放つ山川
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 空気を一変させた。バットで。まさに4番の仕事だ。昨季パ・リーグ2位の西武が王者ソフトバンクとの今季初対戦に勝利。白星をもぎ取る流れをつくったのは山川だった。

 「楽しかったです。打ててよかった」

 4回まで東浜の前に走者を出せなかった。2点を追う5回、先頭の山川はスライダーを振り抜いた。右翼フェンスを直撃したボールが転々とする間に激走し、5年目で初の三塁打だ。「ちょっとうれしかった。疲れました」。福岡から所沢に移って40年目の本拠地開幕戦。球場を一気に盛り上げ、中村の中前適時打を呼んだ。6回には同点の後、中堅に勝ち越し2号2ラン。「行ってくれ、と思った。引きつけていいスイングができた」。反撃ののろしと、試合を決める一発。まぎれもない主役だった。

 78試合で23本塁打した昨年、終盤の27試合で4番を任された。開幕4番奪取を宣言した今季。昨年11月に続く3月の侍ジャパン招集の打診を、チームでのレギュラー獲りを最優先し、断った。辻監督は「そういう自覚がある。ジャパンも断って意識の高さがある。それくらいの覚悟がないと」と信頼を置く。

 昨季4勝を与えた東浜を粉砕して3年ぶりの開幕4連勝。昨年9勝16敗と負け越したソフトバンク相手の先勝に、山川は「意識せざるを得ない相手」と口にした。6打点はチームトップ。4番の風格が漂ってきたが、本人は決して認めない。「結果論です。まだ分からない。試合ではしっかり打つことしか考えていない」。全ては一年が終わってから。覚悟が、そこにはある。 (春川 英樹)

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