楽天・岸8回無失点も無援 背番「77」で快投「勝ちたかった」

[ 2018年4月4日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天0―2日本ハム ( 2018年4月3日    楽天生命パーク )

77番のユニホームを身に着けて好投する岸
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 楽天は先発・岸が8回3安打無失点と好投したが、1月に亡くなった星野仙一球団前副会長に白星をささげることができなかった。5回1死でレアードに中前打を浴びるまで完全に抑えた。「(状態は)最高でした。良い感じのまま、すんなり入れた」。8回で降板するまで、三塁を踏ませなかった。しかし9回、松井が2失点。打線も無得点で敗れた。

 試合前に追悼セレモニーが行われた。全員が星野氏が監督時代につけた77番を背負ってプレー。梨田監督は「(星野さんと)打たせてください。点を取らせてくださいと話しながらやっていたが…。“しっかりせえ”と言われると思う」と肩を落とした。岸は「とにかく勝ちたかったが、最終的に優勝できれば」と前を向いた。 (黒野 有仁)

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2018年4月4日のニュース