ハム、石川直初Sで今季1勝!21歳・新守護神が4失点の汚名返上

[ 2018年4月4日 05:54 ]

パ・リーグ   日本ハム2―0楽天 ( 2018年4月3日    楽天生命パーク )

9回に登板した石川直は3人で完全に抑えてプロ初セーブ。笑顔で勝利の輪の中心でハイタッチ
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 仙台の夜空に声を張り上げた。弱々しかった自分との決別だ。念願のプロ初セーブ。開幕3連敗を喫していた日本ハムに今季初勝利を呼び込んだ石川直は「緊張せず、力まず投げられた。試合を締めるのはやっぱり気持ちいい」と胸を張った。

 2点リードの9回に登板し、先頭のウィーラーは2球目から9球連続で直球を投じて空振り三振。アマダーはフォークで空を斬らせた。最後は藤田を直球で一ゴロ。投じた16球中、直球は11球で最速152キロを計測した。

 昨季まで守護神の増井はオリックスにFA移籍。セットアッパーのマーティンも退団した。さらに昨季チームトップ60試合に登板した鍵谷が開幕直前の3月に右前腕を痛めて離脱。将来性を見込まれ、高卒4年目の21歳が抑えに抜てきされた。

 1点ビハインドながら今季初登板だった3月31日の西武戦は9回に4失点。ベンチで下を向いていると吉井投手コーチから「まだ攻撃がある!顔を上げろ!」と怒られ、目に涙を浮かべた。この日は不安定だった踏み出す左足の動きを修正。左足が体重を受け止めることで直球の球威が上がり汚名を返上した。

 二刀流の大谷が抜けた穴は石川直も含め一丸で埋めるしかない。まだ1勝。栗山監督は「この1勝は大きい?」との問いに「まだ借金がある。大きいもクソもない」と言った。

 「勝ち試合でセーブも付いた。自信になる」と石川直。大谷と同じ東北の山形出身。身長1メートル91でモデルのような体形も似ている。目指すは絶対的な守護神。挑戦が始まった。 (山田 忠範)

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