ノッてる男・糸井 フリー打撃後に“熱演”「ブラゼルや」

[ 2018年4月4日 06:07 ]

謎のポーズを見せる糸井
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 阪神は3日、横浜スタジアムで全体練習を行い、4日からのDeNA2連戦に備えた。糸井嘉男外野手(36)はフリー打撃後に、ミラールームで「ノってる」と上機嫌で素振りした。昨季の同戦、同球場ではともに打率3割超えの好相性を誇るだけに期待十分。この日が50歳の誕生日だった金本監督に、一日遅れの祝い星を届ける。

 フリー打撃を終えた糸井は、ベンチ裏にある全身ミラーと向き合い素振りを始めた。普段は鬼気迫る表情で汗をしたたらせており、話しかけることはおろか、近づくことすら許されない。ただ、この日は違った。フルスイングで「ブンっ!」と鋭い音を鳴らしたあと、ニヤリと笑った。

 「ノってるな〜」

 心の声がわき上がってくる。そして、次の瞬間、外国人選手をまねたと思われるフォームでバットを振り始めた。すると…。自ら「ブラゼルや」とあの助っ人の名前を口にしたのだった。

 モノマネのクオリティーは驚くほど、高かった。高い位置にバットを構え、すくい上げるようなフルスイング。09年から4シーズン阪神に在籍し、10年に47本塁打するなど計91本塁打を記録したブラゼルそのものだった。

 上機嫌で素振りを繰り返すと、見ていた報道陣に「乗ってる?それとも乗ってなくないウォウウォウ?」と糸井節?がさく裂。真意は定かではないが、終始笑顔だったことから状態の良さは伝わってきた。そんな超人がさらに「ノれそう」なのが、4日からのDeNA2連戦だ。

 移籍1年目だった昨季、敵地・横浜スタジアムでの打率は・364と好成績で、セ・リーグ本拠地球場では最高打率。さらにDeNA戦でも同・347で、4日に先発する飯塚とは1試合だけの対戦ながら3打数2安打している。期待が膨らむのも当然だ。

 奇遇にも、糸井が“演じた”ブラゼルは、横浜スタジアムで通算36試合で13本塁打、30打点。10年シーズンに限れば11試合で打率・435、8本塁打と打ちまくった。もちろん、糸井がこの数字を知るよしもないだろう。ただ、ハマスタを得意にしていたという共通点さえあれば、それだけで十分だ。

 この日は金本監督の50歳の誕生日。4日は是が非でも、一日遅れの「バースデー星」を贈りたい。開幕巨人3連戦は負け越したが、さあ、仕切り直し。心身ともにノリノリの超人が、昨年、クライマックスシリーズ(CS)で苦杯を喫したDeNA撃破に一役買う。 (巻木 周平)

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