【夏100回目でリベンジ】東海大相模・小松 個性派集団束ねる“いじられ主将”「次こそ日本一」

[ 2018年4月4日 09:00 ]

第90回選抜高校野球大会準決勝   東海大相模10―12智弁和歌山 ( 2018年4月3日    甲子園 )

1回無死、東海大相模・小松は左越え三塁打を放つ
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 ゲームセットの瞬間、東海大相模・小松勇輝内野手(3年)の目から涙があふれた。胸の「TOKAI」の文字は土で見えなくなっていた。優勝候補に挙げられる中、智弁和歌山に屈した。「サヨナラ勝ちしてきている相手というのは分かっていたが、予想以上に強かった」

 名門で1年春からベンチ入りし、1年夏に背番号6をつけた実力派。主将就任も満場一致だった。グイグイ引っ張るタイプではないが普段からソフトバンク・今宮や西武・源田の動画を見て研究を怠らない。「自分から声をかけるより、いじられて声をかけられている」(長谷川将也部長)。器の大きさと明るさで個性派ぞろいのチームをまとめた。今大会は豊富な運動量と強肩で好守を連発し、この日は初回に先頭で左越え三塁打を放って、4点先制につなげた。

 新チーム発足時、寮のホワイトボードに「打倒・大阪桐蔭」と書いた。毎年夏に練習試合する世代最強チームを意識することで、全員の意思統一をはかった。決勝までいけば対戦の可能性はあったがかなわず。「良いことばかりじゃない。こういうことも味わって、次こそ日本一を獲りたい」。この敗戦が、小松と東海大相模をさらに強くする。 (松井 いつき)

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