阪神・掛布2軍監督 “ぼやき教育”で2年目・植田育てる

[ 2016年10月13日 10:16 ]

植田と掛布2軍監督(右)
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 阪神の掛布2軍監督が“ぼやき教育”を継続して2年目・植田を育成していく考えを口にした。ここまでフェニックス・リーグ5戦すべて「2番・遊撃」で先発出場し出塁率.591をマークしている若虎は、指揮官の放つ“小言”を肥やしに大きく成長しているという。

 「俺が、ベンチで(植田)海の後ろでベラベラしゃべってたから。誰かの打席を見て“なんでこんなとこで打つんや”とか。それを聞いていると思う。ぼやきじゃないけど、そういう部分で2番打者として何をしなきゃいけないか分かり出しているんじゃないかな」

 ベンチに陣取るボスの気配に緊張感を高めつつも、植田は「少しですけど、聞いていました。そういう(状況判断の)ことを言っていたので」と、耳をすまして、各打者に求められる状況判断、チームとしての作戦を頭に叩き込み、実戦の場でも即座に生かしている。

 同監督も「(3ボール1ストライクとか)打ちたいところで待つ。打線の間を作るから次の打者を打たせる。良い役割をする」と称賛。褒めて育てる指導方針から一転、今後もぼやいて、ぼやいて、成長を促していく。

 「ぼやき」と言えば、ヤクルト、阪神などで監督を務めた野村克也氏の専売特許でベンチで“特等席”に座った古田敦也氏、矢野作戦兼バッテリーコーチなどが名捕手に育った。高卒2年目で1軍出場を果たした植田もミスタータイガースの野球センスを存分に吸収し、飛躍につなげる。

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