巨人 超異例の強化策 秋季キャンプに育成外国人コンビ参加へ

[ 2016年10月13日 05:30 ]

巨人のアダメス(左)とソリマン
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 巨人・高橋監督が東京・大手町の読売新聞東京本社で、就任1年目のシーズン報告を行った。老川祥一オーナー、前球団最高顧問の渡辺恒雄読売新聞グループ本社代表取締役主筆らと約1時間30分の会談。リーグ2位、CSファーストSで敗退した今季の報告から始まり、来季のチームづくりに焦点が集まった。

 幹部からは若手の育成を望む声が続出。高橋監督も「若くて良い選手を獲って、しっかり育てないといけないと思います」と答えたという。来季に向け、チームは17日から秋季練習を開始。11月には宮崎で秋季キャンプを行うが、今季途中に育成選手として契約し、来季支配下登録が期待されるドミニカ共和国出身のアダメス、ソリマンの両右腕も参加する方向だ。外国人選手の秋季キャンプ参加は極めて異例。岡本ら若手のレベルアップとともに、外国人選手の育成という新たな強化策に本腰を入れる。

 老川オーナーによると、渡辺主筆は「非常に厳しい状態の中から、準備がない状態で監督に就任してもらったわけだから、やむを得ない面もあった」と擁護したという。3年ぶりのV奪回を目指す高橋巨人が、次世代を見据えて再スタートを切る。

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2016年10月13日のニュース