広島、シリーズ王手!丸2打点、野村6回零封 DeNA18回連続無得点

[ 2016年10月13日 20:58 ]

セ・リーグCSファイナルS第2戦 ( 2016年10月13日    マツダ )

<広・D>6回無死一塁、DeNA・ロペスを併殺打に仕留めた広島先発・野村
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 セ・リーグのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第2戦が13日、マツダスタジアムで行われ、25年ぶりのリーグ優勝を果たした広島が3―0でDeNAを下し、2連勝。レギュラーシーズン上位のアドバンテージによる1勝を含めて通算3勝0敗とし、日本シリーズ進出に王手をかけた。

 広島は初回、右中間突破の二塁打で出塁した田中を菊池がバントで送った1死三塁で丸が右前に先制タイムリー。3回には、四球出塁の田中が暴投と菊池の犠打で三塁まで進んだ1死三塁で丸がセンターへ犠牲フライを放って2点をリードし、8回には田中がDeNAの4番手・三上の初球を叩いて右翼スタンドへソロ本塁打を放ち、リードを広げた。

 投げては、セ・リーグ最多勝投手の野村が3回まで1人の走者も出さない最高の立ち上がり。4回には先頭打者を味方の失策で出塁させたのをきっかけに2死満塁のピンチを招いたが無失点で切り抜け、結局6回3安打無失点で7回からマウンドを2番手・今村に譲った。野村は2013年のファイナルシリーズでは巨人との第3戦に先発して4回2失点で敗戦投手になっており、CS初勝利となった。

 CS初出場で、巨人とのファーストステージを制したDeNAだったが、ファイナルステージはこれで2試合連続無得点。3安打だった第1戦に続いて第2戦もわずか5安打とふるわず、マツダスタジアムでは6連敗となった。

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