巨人引退の鈴木「すっきりした」11・23ファン感でセレモニー検討

[ 2016年10月13日 18:56 ]

記者会見で引退を表明する巨人の鈴木尚広外野手
Photo By 共同

 巨人の鈴木尚広外野手(38)が13日、東京都内のホテルで記者会見を行い、引退を表明した。「すっきりしたというひと言に尽きる」と晴れやかな表情で話した。球団は11月23日のファン感謝イベントでの引退セレモニーを検討している。

 代走のスペシャリストとして知られ、通算228盗塁を決めた。「一瞬のために準備して、勝負する。一番輝ける場所」と盗塁の魅力を口にした。今季は引き際を考えながらプレーを続けたといい「心が離れていった。心技体の一つでも欠けたら勝負できない」と引退の理由を語った。

 今後は未定だが「多くの選手に携わることを目指している」と指導者を目標としている。

 鈴木は福島・相馬高からドラフト4位で1997年に巨人入団。2008年に外野手でゴールデングラブ賞に選出され、15年にはオールスターゲームに出場した。

続きを表示

2016年10月13日のニュース