ロッテ戦力外の青松「このまま終われば悔い」トライアウトへ黙々と汗

[ 2016年10月13日 16:40 ]

ティー打撃を行う青松
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 クライマックスシリーズが盛り上がる中、戦力外通告を受けた選手は再出発に向けて汗を流している。ロッテの青松慶侑内野手(29)もその一人だ。13日、ロッテ浦和球場の室内練習場で黙々とマシンの球を打ち、ティー打撃を続けていた。

 「今年1年間、1軍で出場がなかったので、このまま終わったら悔いが残る」

 身長1メートル85の右の長距離砲。上宮太子から04年ドラフト7位で入団した12年目だ。詰まってもスタンドに放り込む規格外のパワーを誇るが、意外にもプロ通算本塁打は1本。昨季、イースタン・リーグでは打率・298、15本塁打で2冠に輝いている。今季もリーグ7位の13本塁打をマークしている。「2軍で打っても意味がないのは分かっている。1軍でやってナンボの世界」と青松。今春キャンプは1軍スタートでアピールを続けたが、左脇腹痛で2軍キャンプに降格。それ以来、1軍には呼ばれなかった。「結果がすべてなので仕方がないけど、やれる自信はあった。キャンプのときのケガだけで体は問題ない」と悔しさをにじませる。

 戦力外にはチーム事情も絡んでいる。本職は一塁手だが、ロッテの同ポジションには井口、福浦の両ベテラン、井上、根元、細谷など打撃が売りの選手がそろっている。キャンプで離脱したときに入れ替わりで2軍から昇格した井上は、開幕スタメンの座をつかんだ。ほんのわずかな差でチャンスを逃した。右の代打としても相手にとっては怖い存在。「チャンスを与えられたら、どんな役割でも結果を出したい」と力を込めた。11月12日の合同トライアウトに向けて、死にものぐるいでバットを振り続ける。

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