広島25年ぶり7度目優勝!黒田粘投で史上最年長優勝決定試合勝利投手

[ 2016年9月10日 21:41 ]

<巨・広>胴上げされる緒方監督

セ・リーグ 広島6―4巨人

(9月10日 東京ドーム)
 鯉党が待ち望んでいた瞬間がついに訪れた。優勝へのマジックナンバーを「1」としていた広島が10日、東京ドームで行われた2位・巨人との直接対決を6―4で制し、91年以来25年ぶり7度目の優勝を決めた。

 初回、坂本の2ランで先制を許したものの、今季41度の逆転勝ちを重ねてきた広島にとって2点のビハインドはあってないようなもの。3回に敵失から1点を返すと、4回に鈴木、松山の2者連続本塁打で即座に逆転。5回には1死一塁から鈴木が2打席連続弾となる2ランをたたきこみリードを3点に広げた。

 5回裏に2点差に迫られたが、8回2死三塁の場面で新井が放った二ゴロを巨人の一塁手・阿部が捕球ミス。相手失策から大きな1点を拾った。

 投げては今季日米通算200勝を達成した41歳の黒田が6回6安打3失点と粘投。40代では初めて優勝決定試合の勝利投手となった。7回からは今村、ジャクソン、中崎と盤石の勝ちパターン継投で逃げ切った。

 8月24日に優勝マジック「20」が点灯して以来、広島の試合がある日は着実に数字を減らし、1度も足踏みがないまま優勝を決めた。

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