東大・宮台 “牛肉パワー”で最下位脱出だ 牛1頭差し入れペロリ

[ 2016年9月10日 10:07 ]

14年ぶりの勝ち点奪取を目指す東大の山本克主将(左)とエース左腕・宮台

 東京六大学野球の秋季リーグ戦が10日、神宮球場で東大―明大、早大―法大の2カードで開幕する。今春12年ぶりのシーズン3勝を挙げた東大は、夏場に北海道・室蘭合宿で牛1頭分の肉を平らげて筋力を強化。春に2勝を挙げ、東大史上2人目の侍ジャパン大学日本代表に選出されたエース左腕・宮台康平投手(3年)を中心に「牛肉パワー」で14年ぶり勝ち点奪取を目指す。

 山本克主将の表情は、かつてないほどの自信にみなぎっていた。「入学してから今が一番強い。勝ち点と最下位脱出を僕の代で成し遂げたい」。02年秋以来の勝ち点だけでなく、97年秋以来19年ぶりの最下位脱出を見据える。

 7月31日から8月8日まで北海道・室蘭合宿を実施。OB会から牛1頭分の肉が差し入れられ、毎日夕食で牛肉500グラムと白米5杯を食べて体力増強、筋力アップに励んだ。浜田一志監督は「タンパク質の摂取量は例年の倍。打球の飛距離も伸びた。牛1頭で勝ち点」と力を込める。

 宮台の復調がチーム浮沈の鍵を握る。7月の日米大学選手権第3戦で日本代表の先発を託され、2回2/3を3安打1失点。東大史上初めて150キロを計測して「体格やパワーは勝てないけど勝負はできた」と手応えをつかんだ。しかし、8月上旬に左肩痛を訴え、ようやく9月初めに投球練習を再開したばかり。現在の状態は「6~7割」ながら、浜田監督に「開幕で投げさせてください」と直訴した。

 指揮官は「いけると判断したらぶっつけ本番でいく」と話す一方で「急(せ)いては事をし損じる」と慎重に状態を見極める方針だ。代表では明大・柳らから強いメンタルの重要性を学んだ宮台は「頼られる投手になって勝ち点獲得の軸になりたい」とエースの責任感をにじませた。 (青木 貴紀)

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